スタディサプリEnglishという選択肢を見つけて、どのコースにすればいいか悩んでいるあなた。
日常英会話をまず初めて基礎を固めようと思ったり、英会話ができるのを目的に考えていた。
でも、英語を勉強するならやっぱりTOEICで点数を取れるようになるのも捨てがたい。
確かに英語を使えるようになりたい大きな理由になる、日常英会話とTOEIC。どちらを選べばいいかわからなくなる方多いです。
なので、この記事では、そんなスタディサプリEnglishの日常英会話コースとTOEIC対策コースを徹底的に比較します。
徹底的に比較するので、結構な長い記事になってしまっています。
しかし、この記事さえ読めば日常英会話コースとTOEIC対策コースの特徴から、実際に学習できる内容、料金など、合計6項目がすべてわかる構成になっています。
ですからほかの記事を探すこともありません。
記事を読み終わるころには、どちらにするか決めることができるようになっていること間違いなしです。
=目次=
- 1 結論:スタディサプリEnglish日常英会話とTOEIC対策コースどちらがおすすめ?
- 2 完全比較:日常英会話コース vs TOEIC対策コース
- 3 まとめ:日常英会話コースとTOEIC対策コースどちらとも強みが違う!最終的にはどこを重要視するかが大切
結論:スタディサプリEnglish日常英会話とTOEIC対策コースどちらがおすすめ?
では、いきなり結論からお伝えします。
結論
・TOEICを考えているならTOEIC対策コース
この2つが判断基準になってきます。
一言でまとめると、このような違いになってしまいますが、いきなり決めるのも難しいと思いますので、それぞれの特徴を確認していきたいと思います。
日常英会話コースの特徴・おすすめポイント:日常会話からビジネス英語までこれひとつで学習できる
まず、スタディサプリEnglish日常英会話コースの特徴です。一覧にすると以下のようになります。
スタディサプリEnglishの特徴
・リスニングとスピーキングに特化している
・日常生活や旅行などですぐに使えるフレーズを学習できる
スタディサプリEnglish日常英会話コースの一番の特徴は、英語の基礎をさくっとしっかり学習できるところにあります。
英語初心者にはもってこいのアプリです。
こんなあなたにおすすめ
- 英語を基礎から楽しく勉強したい
- リスニングとスピーキングに重点的にやりたい
TOEIC対策コースの特徴・おすすめポイント:スキマ時間を使って中級レベルまで上昇させることができる
続いては、TOEIC対策コースの解説です。
TOEIC対策コースの特徴
・TOEIC対策がスキマ時間に効率的に行える
・文法などもしっかりと学習できる
TOEIC対策コースの一番の特徴は、TOEIC学習に特化していることです。
文法などもしっかりと学習できるので、あらためて文法をやり直すついでにTOEICもと考えてる方にはおすすめです。
こんなあなたにおすすめ
- TOEICで700点前後を目指したい
- スマホでお手軽に学習したい
完全比較:日常英会話コース vs TOEIC対策コース
では、実際に項目ごとに日常英会話コースとTOEIC対策コースを比べていきましょう。
今回は、この6項目を比較していきたいと思います。
・カジュアル英語
・ビジネス英語
・リスニング
・文法
・単語
では、さっそく具体的な違いをまとめてみました。
日常英会話コース | TOEIC対策コース | |
料金 | 月額980円 | 月額2,980円 |
スピーキング | ◎日常生活に使われる英語を学習 | △TOEIC L&Rがメイン |
リスニング | ◎日常会話を理解できるように学習 | ◎TOEICで成果が出る学習 |
ビジネス英語 | 〇Level 5,6,7で学習 | ◎フォーマルな英語を学習 |
文法 | △解説はあまりなし | ◎基礎から徹底的に解説 |
単語 | 〇日常会話に必要な単語は網羅 | 〇頻出単語1410個を学習 |
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:料金編
新しく学習を始めるからといってお金が無限に出てくるわけではないので、どのくらいの金額がかかるか気になりますのね。
なので、まずは料金の比較からです。
日常英会話コースの料金プラン:月額980円から12ヶ月パックなら実質2ヶ月分無料
月々支払い | 12ヶ月パック | |
クレジットカード
携帯キャリア決済 |
月々980円 | 月あたり817円 一括9,800円 |
AppStore決済 | 月々1,000円 | ー |
表にまとめた通り、クレジットカードもしくは携帯の引き落としで一緒に支払うと、AppStoreで支払うより安くなります。
さらに、AppStoreではまとめて払うことができないので、長期で活用する予定の場合はクレジットカードもしくは携帯決済を活用しましょう。
TOEIC対策コースの料金プラン:月額2,980円から長期パックなら割引
月々支払い | 6ヶ月パック | 12ヶ月パック | |
クレジットカード
携帯キャリア決済 |
月々2,980円 | 月あたり2,780円
一括16,880円 |
月あたり2,480円
一括29,760円 |
AppStore決済 | 月々3,426円 | ー | ー |
TOEICをいつ受験するかを考慮して、逆算して何ヶ月パックにするかを選べるので、長期割引はやはりお得になります。
TOEIC対策コースを受講するとなんと、日常英会話コースも追加料金なしの無料で活用することができるので、実際の料金にはそこも含まれていると考えるとお得感もましますね。
まとめ:日常英会話コースもTOEIC対策コースも長期パックなら割引がある。TOEIC対策コースには日常英会話の講義も受けれるので両方勉強できるというメリットもある
料金表の値段だけ見ると、TOEIC対策コースのが高く感じるかもしれません。
ですが、実際の内容のコスパを考えるとTOEIC対策コースでもほかのTOEIC教材より圧倒的にコスパがいいです。
結論としては、TOEICを受ける予定がある場合はTOEIC対策コースに、すぐに受ける予定はないが受けることを考えているなら、基礎の勉強として日常英会話コースが向いています。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:スピーキング編
次の項目はスピーキングです。
日常英会話コースではTOEIC対策コースで学習できるスピーキングの違いについて比べてみます。
日常英会話コース:日常生活で使えるカジュアルな英語がメインで学習できる
日常英会話コースで学習できるスピーキングは、日常のワンシーンで使えるカジュアルな英語となります。
実際の教材として使われているシーンは、カフェでの注文や友人との会話、旅行に行った時など、あなたが英語を使う機会を多く含んでいるので、覚えたものをそのまま使うことなどができます。
TOEIC対策コース:TOEIC L&Rメインで学習をするので、スピーキングはあまり学習できない
TOEIC対策コースはTOEIC L&Rの学習がメインに構成されているので、スピーキングを重点的に学習したい場合は向いていません。
ですが、スピーキングが全く勉強できないのかというとそういうわけではなく、スピード音読とシャドーイングがあります。
さらに、TOEICで使用される英語は、丁寧な言い回しが多く日常表現を学習するときには向いていません。
まとめ:日常会話を使いこなせるようになりたいのであれば日常英会話コース。フォーマルな英語を学習したいのであればTOEIC対策コース。
基本的なスピーキング能力を上げたい場合は、日常英会話コースを活用することによって上達させることができます。
もちろんTOEIC対策コースでも基本的な英語力を上げることに適しているので、スピーキングを上達させることができます。でも、より日常英会話コースのほうがスピーキングに特化しているということです。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:リスニング編
次はリスニングについて比較していきましょう。
日常英会話コース:実践的なリスニング力をみにつけることができる
日常英会話コースでは、ネイティブが使っているシチュエーションを題材にしているので、「ネイティブみたいな会話をしてみたい!」という場合にはぴったりなものとなります。
特に、シャドーイングとディクテーションがしっかりとできる日常英会話コースは、聞き取れているかを確認することができるので、これ一つでリスニングの底上げに大活躍です。
TOEIC対策コース:TOEICのリスニング問題対策を行うことができる
TOEIC対策コースでは、リスニング問題は基本的にTOEICの試験用のものとなります。なのでテスト問題の傾向と対策をつかむのにはとても効果的に活用ができるようになっています。
さらに、無料で活用できる日常英会話コースのリスニング教材を使うと、日常会話などで使う単語のリスニングやシチュエーションになれることができるので、うまく使い分けることができればリスニングを一気に伸ばすことができます。
まとめ:ネイティブの日常会話をしっかり理解するための日常英会話コース。TOEICリスニング問題を攻略するためのTOEIC対策コース
リスニングを勉強するときにスタディサプリEnglishを活用するのであれば、目的に合わせて日常英会話コースかTOEIC対策コースかで使う教材を決めてみてください。
TOEICのリスニング問題に不安があり、強化をしたいなと思っているのであればTOEIC対策コースを、そもそものリスニング力が不安な場合は日常英会話コースでリスニング力をアップを目標にして活用していきましょう。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:ビジネス英語編
さて、次はビジネス英語編です。
やはり、英語を使うチャンスというので多く出てくるのが、仕事になってくると思います。
会社から英語をやれと言われたや、英語ができると昇給にいいなどということもあると思います。
ここで、ビジネス英語をいかに習得できるかという観点から違いを見極めてあなたに合ったものを選びましょう。
日常英会話コース:ビジネス英語を習得したければLevel5以降を重点的に復習
日常英会話コースのLevel5以降では、主人公が成長しストーリーの主軸がビジネスシーンでの会話も学習できるようになっています。
なので、様々なシーンで実際にネイティブが使っているビジネス英語やちょっとしたフレーズなどもしっかりと復讐すれば習得可能です。
実際のビジネス英語と言っても、日本語の敬語のようなものではなく、ちょっとしたあいづちや、会議などで自分の意見を発言したりなど、それぞれのシーンに合ったものをピックアップして学習もでき、重点的にカバーしたいものを選ぶこともできます。
TOEIC対策コース:ビジネス英語よりは文語に近いフォーマルで正しい英語が学習できる
TOEIC対策コースで学習することになる英語は、学校で勉強する英語、受験時に覚える英語の
ようなものと理解してください。
つまり、ビジネスシーンなどで活用できないわけではないのですが、俗にいう「お堅い英語」に近いものとなってしまいます。
もちろん、お堅い英語が通じないということも、相手に不快な思いをさせることはないのでTOEIC対策コースの英語でもビジネスシーンで活用できる英語は習得できます。
まとめ:ビジネスシーンで活用できる英語は日常英会話コース・TOEIC対策コースの両方で身に着けることができる。ただし、TOEIC対策コースのはフォーマルになりすぎる場合も
ビジネス英語に関しては、どちらのコースとも学習することができます。よりビジネスシーン寄りの英語を学習したい場合は日常英会話コースが向いています。
しかし、年齢が上の方と話す場合や、シチュエーションによってはよりフォーマルな英語が求められる場合もありますので、TOEIC対策コースのフォーマルな英語が一概に必要ないとは言えません。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:文法編
続いては文法偏となります。
英語を勉強するのであれば、英語の文法も一緒に覚えることができるといいですよね。
日常英会話コース:スピーキングとリスニングがメインだからあまり学習できない
日常英会話コースでは、基本的な部分の簡単な解説となっており、日常英会話コースのみで文法のレベルを大きく上げることは難しいです。
もちろん、初心者向けの内容もカバーされているので、最初に活用するものとしては向いている内容となります。
ですがメインは、日常的に使うスピーキングとリスニングの教材なので、文法を勉強したい場合は日常英会話コースのみでは難しいです、
TOEIC対策コース:カリスマ講師関正生の講義が見放題、基礎から徹底的に総復習できる
TOEIC対策コースでは、なんとあの有名講師の関正生先生の講義が受け放題です。
この講義、文法を基礎から応用部分まで徹底的にしかもわかりやすく解説しており、かなり完成度が高いです。
TOEIC対策コースの文法をしっかりと理解できるようになっていれば、わざわざ追加で文法書を買う必要もなくなってしまうくらいです。
まとめ:日常英会話コースではあまり文法を学習できないが、TOEIC対策コースの講義はわかりやすく詳細まで網羅されているからおすすめ。
日常英会話コースは、日常会話をメインに学習対象としていることもあり、あまり文法を重点的に解説などはしていません。
一方、TOEIC対策コースではTOEICでも必要になる文法を講師の関先生をはじめ、とても分かりやすくまとめてあり、クオリティはかなり高いです。
なので、文法もしっかりと勉強したい場合はTOEIC対策コースを選ぶことになります。
もちろん日常英会話コースでも解説はあるので、全く文法が身につかないわけではありませんので、安心してください。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース:単語編
さて、最後に単語編です。
学習をしているときに出てくる単語をいかに覚えることができるかで、学習のスピードは変わってきます。
ここでは、学習できる単語の数などを比べていきましょう。
日常英会話コース:日常会話に必要になってくる単語はしっかりと網羅
日常英会話コースでは、各ユニットごとに英単語クイズが行われるのでそれぞれのユニットで覚えたほうがいい単語を選んで解説してくれます。
日常的に使ってくる単語などは、頻繁に出てくることになるので、うる覚えでクイズをクリアしてしまってもまた違うタイミングに出てきてくれるので、しっかりと復習できる体制になっているので、うまく活用していきましょう。
TOEIC対策コース:頻出単語はしっかりと網羅、でも900点以上の高得点を狙うには物足りない
TOEIC対策コースでは、TEPPAN英単語という機能があります。これは、TOEIC頻出英単語1410個を学習するために活用します。
このTEPPAN英単語にも、TOEIC講師の関先生のノウハウが詰まっており、覚え方もそれに従っていきます。
いきなり、1410単語覚えろというわけではなく、900点台を目指すのであれば最終的に全単語を覚えることになりますが、それぞれのレベル別に分けて重要度が割り振られていて、それらを活用して学習していきましょう。
ただし、TEPPAN英単語を覚えたとしても、すべての単語を覚えることができたわけではないので、満点など高得点を狙う場合は別途単語帳を活用したほうがいいかもしれません。
まとめ:日常英会話に必要な最低限のものは日常英会話コースでも学習できる、TOEIC対策コースではTOEIC対策に必要な単語を網羅して学習できる
日常英会話コースでは、必要になる単語量が少ないということもあり、基本的な単語の繰り返しの練習ができるように設定されています。
一方で、TOEIC対策コースはTOEICの試験に頻出する単語を選び、しっかりと覚えることができる仕組みを作っています。
つまり、単純な覚える単語数ではTOEIC対策コースのが多くなりますが、それぞれ目的が異なり、日常会話とTOEICとなるので、あなたの必要な法を選んで学習していきましょう。
日常英会話コース vs TOEIC対策コース全6項目比較まとめ
さて、以上で全6項目の比較をしてきました。
情報量も多く長くなってしまったので、改めて最初にお見せした、比較表で整理したいと思います。
日常英会話コース | TOEIC対策コース | |
料金 | 月額980円 | 月額2,980円 |
スピーキング | ◎日常生活に使われる英語を学習 | △TOEIC L&Rがメイン |
リスニング | ◎日常会話を理解できるように学習 | ◎TOEICで成果が出る学習 |
ビジネス英語 | 〇Level 5,6,7で学習 | ◎フォーマルな英語を学習 |
文法 | △解説はあまりなし | ◎基礎から徹底的に解説 |
単語 | 〇日常会話に必要な単語は網羅 | 〇頻出単語1410個を学習 |
日常英会話コース、TOEIC対策コースともにおすすめできる点と少し内容が足りていない点などがあるのは事実です。
なので、最終的な判断はあなたがほしいなと思う項目が強いほうにするのもいいかもしれません。
ここでは、
結論
・TOEIC700点前後を狙っているならTOEIC対策コース
の二つを判断材料として提案しましたが、これも人それぞれになってきます。
どの項目が一番あなたの中で上達させたいのかというのをしっかりと考えて選べば公開することはなくなるので、しっくりくるものを選びましょう。
まとめ:日常英会話コースとTOEIC対策コースどちらとも強みが違う!最終的にはどこを重要視するかが大切
いかがでしたでしょうか。今回はスタディサプリEnglishの日常英会話コースとTOEIC対策コースを徹底的に比較してみました。
スタディサプリEnglishはとても魅力的な学習方法の一つだと思います。
さらに日常英会話コースとTOEIC対策コースどちらとも完成度はとても高く、効率的に英語を学習することに向いています。
ここまで、様々な情報をもとに日常英会話コースとTOEIC対策コースの比較を行ってきました。
両方の特徴を一回では整理しきれていないと思うので、改めて気になる項目を読んで決めてみてください。
あなたが悩んで決めた分、それはやる気に還元されて英語を習得できるようになるので、この悩みも最初の一歩です。