Part 6 はリーディングパートで一番問題数が少なく、問題形式もPart 5 と似ているので気を緩めがちです。
Part 5 と似ている部分があるからこそ対策が取りやすいので、Part 6 で点数を稼いで他のパートの負担を減らしていきましょう
この記事を読むと
・すぐにでもPart 6 で使える攻略テクニック
・苦手な人向けPart 6 が攻略できる勉強法とおすすめ参考書
Part 6 の問題構成やよくいわれている「Part 5との類似点」などを紹介し、明日のテストにでもすぐ使える問題を解くコツを教えます。
もちろんテクニックだけでは、高得点は取れないので高得点が取れるようになる勉強方法も紹介。
様々な情報を載せているので、目次から気になる項目を選んで読んでみてください。
=目次=
TOEIC Part 6 の問題形式や出題パターン・時間配分など概要一覧
TOEIC Part 6 問題形式と概要 | |
問題形式 | 長文穴埋め問題 |
問題数 | 全16問(4問/1長文×4) |
選択肢数 | 4種類 |
出題内容 | 語彙・英文法問題 (75%) 文挿入問題 (25%) |
時間配分 | 8~10分 1長文約30~40秒 |
特徴 | 長文中に空欄があり、適切な単語・品詞・文章を挿入する 各長文につき必ず1問は、文章挿入問題があるので目標点数によってはスキップするのも1つのコツ |
TOEIC Part 6で出題される問題パターンは大きく分けて2つ!単語・語句選択問題と文章選択問題
Part 6では、1つの長文に4つの空欄があり、最も適する単語・熟語もしくは文章を選択肢から選ぶようになっています。
単語・熟語を選ぶ問題は、Part 5と同じように文法を問われていると考えられることが多いですが、同じような問題ではないので注意が必要です。
また、もう1つのパターンである、文章挿入問題の場合は、前後の文章を理解していないといけないので目標点数が700点以下などであれば何度が高いので、パスしても大丈夫です。
問題パターンを理解できると、点数をどこから稼げばいいかもわかるので確認していきましょう。
単語・語句選択問題は1文で解答が分かるものと分からないものがあるので注意
Part 6 で出てくる、単語・語句選択問題はPart 5に出題されている問題パターンと似ているといわれます。
ですが、すべてのパターンが同じというわけではありません。
Part 5と6で、ある決定的な違いとしては、空白の前後を読むだけでは解けない問題もあるということです。Part 6 に出てくる問題を分類すると、このようになります。
Part 6 にでる単語・語句問題パターン
・空欄の前後にある文章を”読まないとわからない”問題
前後の文章を読まないでも解ける問題の例題と特徴
前後の文章を読まないでも解ける問題というのは、つまり空欄がある文章の情報だけで選択肢を選べるということです。
Dear Mr. Gilbert,
I submitted a letter of application and a resume a few weeks ago for the webmaster position ------ in the Daily Star Tribune. Since I have not heard from your office, I would like to confirm receipt of my application and state again my interest in the job.
(A)advertise
(B)advertised
(C)advertises
(D)advertising
※例題のため、問題の一部を引用しています。
※引用元:[https://www.alc.co.jp/tg/toeic_first/questions/06/questions.html]
例えば上記の問題の場合、選択肢を見ると適切な品詞を選ぶ問題だとわかります。なので、空欄が含まれている文章だけを確認すれば大丈夫です。
Part 6 では、このように該当の文章を読めばいい問題では時間を短縮するためにもテンポよく答えていきましょう。
前後の文章を読まないとわからない問題の例題と特徴
もう1つのパターンとして、前後の文章を読まないといけない問題もPart 6 では出題されます。
それでは、例題を使って説明をしていきます。
If necessary, I would be glad to resend my ------- materials or to provide any further information you might need regarding my candidacy.
(A)application
(B)educational
(C)paper
()Dpresentation
※例題のため、問題の一部を引用しています。
※引用元:[https://www.alc.co.jp/tg/toeic_first/questions/06/questions.html]
今度の選択肢を確認してみると、どれも文法的には問題なく当てはめることができることがわかるかとおもいます。
このような問題は、長文中にある情報と照らし合わせることで、正解を導けるようになっている問題です。この場合は、先ほどの例題文より仕事用のフォーマットを提出していることがわかりっているので、(A)のapplication が解答が適切です。
このような問題は、空欄の前後の文脈も理解をしていないといけないので、難易度が高くなってきおり、600点台以下を目指している場合はスキップすることも視野に入れましょう。
文章選択問題は全体の理解度を必要とする問題なので解く順番で対処しよう
空欄に文章を1文すべて入れるパターンの問題は、新しい形式になってから長文1つにつき1問出るようになりました。
このような問題は、選択肢だけ確認をしてもどれが適切かわかりにくくなっているので、文章全体の流れやフォーマットを読んで解答をしましょう。
For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. ----------
Thank you for your support.
James Pak
Pak Designs
(A)Let me explain our plans for on-site staff training.
(B)We hope that you will strongly consider joining us.
(C)Today’s training session will be postponed until Monday.
(D)This is the first in a series of such lectures.
※例題のため、問題の一部を引用しています。
※引用元:[IiBC]
今回の例題は、全文を読むことで解答の予測を付けることが可能です。
まず、選択肢(A)ですが、問題文が残り一行で終わってしまうことから、この後に説明が続くとは考えにくく答えではないとわかります。
そして選択肢(B)ですが、前文の “we are urging experienced project leaders to attend ~”よりこの文章を書いた人が読者に出席してもらうことを望んでいることがわかるので、選択肢(B)と内容が正しいので、(B)を解答として選ぶことができます。
残りの(C)と(D)も答えの可能性がある文章ではありますが、前文との関連性がないので答えではないと結論付けることが可能です。
文章の最初もしくは最後が空欄の場合はパターンがあるから経験がものをいう
文章挿入問題は高得点を狙うのであれば、やはり正答率をあげておきたいですよね。
もし、文章の最初や最後に挿入問題が出てきた場合は時間をかけずに解ける場合があります。
なぜかというと文頭や文末では、それぞれのフォーマットによってどのような一言が入るかが決まっているからです。
例えば先ほどの例題で確認をしてみると、文末に問題がある場合は文章を締める文章が入る場合が多いです。
特にこのような何かをお願いしている場合は最後にもう一度依頼をすることが想像できるので、選択肢を最初から減らして問題に取り組むことができます。
For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. ----------
Thank you for your support.
James Pak
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(C)Today’s training session will be postponed until Monday.
(D)This is the first in a series of such lectures.
※例題のため、問題の一部を引用しています。
※引用元:[IiBC]
TOEIC Part 6で使える問題の解き方とコツ。2つの出題パターンに合わせて問題の解き方を変えよう
Part 6 に出てくる問題パターンが分かった後は、出題される問題をどうやって説いていけるのかのコツについて触れていきたいと思います。
簡単にまとめると、
Part 6ですぐにできる解き方のコツ
・文章挿入問題 : 解く順番を調整して楽をしよう
単語・語句選択問題の解き方とコツ:まず最初に選択肢をみて問題を見極めよう
Part 6 の単語・語句選択問題は何を問われているかを最初に理解するのがコツ。
その問題からなにを問われている内容を理解していると、どこを読んで情報を集めればいいか分かるからです。
例えば、選択肢が同じ単語で品詞違いの場合は文法的に適切なものを問われていますし、全く違う単語で似たような意味の場合は、単語の意味と使い方を問われています。
品詞を問われている問題ならば、前後の文章や空欄がある文章そのものの意味が重要ではなく、どの選択肢が適切かを選べばいいです。
逆に単語の意味を問われている問題の場合は、前後の文脈に沿って正しい意味を推測しないといけないので文章を読む必要が出てきます。
このように問題から何を問われているかを理解することができると、問題への対処方法が変わり最終的には時間を短縮しながら問題に取り組むことができます。
TOEIC Part 6では。すべての文章を読まないと攻略できないわけではありません。
まず最初に選択肢を見て何を問われているかを確認して時間を短縮していきましょう。
文章選択問題の解き方とコツ: 内容理解が必要だからこそ最後にとりかかろう
文章挿入問題は、1つの文章をまるまる選ばないといけないので、単語の意味そして文章全体の流れなどを理解していないといけない難易度の高い問題となっています。
だからこそ、文章挿入問題がでたときはまずは残り3つの問題を先に解くようにしましょう。他3問を先に解くことによって、長文全体の流れがわかります。
長文全体の流れが分かると、文章全体を何度も読み返す必要が減るので時間の節約が可能です。
Part 6 では問題数が少ないこともあり、あまり時間をかけたくないパートになっています。たった1分と思うかもしれませんが、ここでの1分があなたの30点に繋がるでしょう。
TOEIC Part 6の練習問題を無料で試す方法【無料サイト・アプリの紹介】
初心者やTOEICが気になる人が探すであろう、TOEICの問題が載っているサイトをまとめてみました。
何度も問題を解くことによってTOEICの傾向も掴めますし、単語や文法も強化できるのでどんどん活用したいですね。
残念ながら最近行われた、TOEIC問題の改定により昔からあったサイトが対応できていないところも多いです。
実際に問題を作成しているTOEIC運営公式ページのサンプル問題
1つ目は、TOEICを実施している国際ビジネスコミュニケーション協会が提供している練習問題です。
やはり、運営団体が提供しているだけあって本当にTOEICに出てくるようないい回しになっています。TOEICを受けた後に見てみると本当にそのまんまだったことに気づくことも。
ですが、残念ながら1回分の量もないので活用するとすれば「どれくらいの問題を解けるのか」程度のレベルチェックになるでしょう。
大手英語学習教材アルクの練習問題ページ
英語学習教材を多く販売している大手のアルクでも、練習問題に挑戦することができます。
アルクではTOEIC公式ページとは異なり、問題の解説もついているので、分からなかったときに解説を見ながら解きなおしたりすると効果的に学習が可能です。
模試が20回以上できて必須単語なども勉強できるスタディサプリENGLISHのTOEIC対策がおすすめ
初級者は、「基礎文法をしっかりと効率的に勉強したい」
中級者は、「問題に慣れながら単語力をあげたい」
上級者は、「TOEICへの対策をしながら英語の核を理解したい」
このように、それぞれのレベルに合わせて対応できるアプリがあったらすごいですよね。
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簡単にスタディサプリENGLISHの特徴をまとめると、この4つのおすすめポイントがあります。
スタディサプリおすすめポイント
・有名TOEIC講師関先生の神授業
・スキマ時間を有効活用できる3分レッスン
・「わからない」を分解してくれる充実した解説機能
さらに、限定キャンペーンも今あるみたいなので、ぜひこちらからキャンペーンを確認してみてください。
1回分たったの150円?!合計20回以上の問題演習ができちゃう
TOEIC高得点の人から初めて受ける初心者まで、共通して必ずやったほうがいいものがあります。
それは練習用の問題です。
スポーツでも、練習試合を1度もしないで本番の試合をすることがないように、TOEICを受けるのであれば必ず練習問題を解きましょう。
さらに、TOEICのように傾向が露骨に問題を解くスピードに影響を与えてくる場合は、1つの問題を覚えるくらい解くことと、様々な種類を解いて経験値を増やす2つが重要になってきます。
質がいい問題集といえばやはり、TOEIC公式が出しているTOEIC公式問題集。
ですが、TOEIC公式問題集には合計400問つまり、テスト2回分の問題が載って3500円近くします。
なので、多くの問題数をこなしたい場合はあまりおすすめはできません。
その点スタディサプリではなんと20回分の問題が3000円でうけれます。
1回の模試が、たったの150円。。。
150円とはいいつつも、問題だけでなく解説もしっかりと入っているので150円以上の価値はあります。
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回数をこなして傾向を掴むなら、スタディサプリENGLISHが1番のおすすめです。
TOEIC講師「関正生先生」の神授業が受講し放題
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こちらが関先生の講義になります。
短めの動画なので、勉強を始める前のスイッチを入れる為に動画をみたり、勉強中の気分転換に使ったりできちゃいます。
スキマ時間も使ってTOEICの勉強ができると、点数がどんどん上がるようになりますよ。
【まとめ】TOEIC Part 6では、問題の種類を判断して効率的に解けば怖くない
さて、ここまでTOEIC Part 6の問題形式や出題構成、問題の解き方とコツを紹介してきました。
Part 6 では、Part 5 と同じような短文に適切な語句を選ぶ問題と文章を1つまるまる選ぶ問題があり、それぞれ特徴があるので個別に対応をしていると貴重な時間を失ってしまいます。
ぜひ問題の解き方とコツを熟知して、ほかの受験生よりも故瓜生的に問題を攻略して目標点数を達成しましょう。
また、Part 6が苦手な人のためにおすすめの参考書を利用した学習法と学習時に気を付けておくべきポイントも解説しました。
やはり、点数を稼ぐには丁寧に学習をしたほうが短期間で上達が見込めます。スタディサプリで受けることができる関先生の授業は初心者から上級者まで、本当におすすめができる教材です。
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TOEIC他パート攻略法まとめ
>>TOEIC Part 1の攻略方法
>>TOEIC Part 2の攻略方法
>>TOEIC Part 3の攻略方法
>>TOEIC Part 4の攻略方法
>>TOEIC Part 5の攻略方法
>>TOEIC Part 7の攻略方法