英語とくにリスニングの勉強をしたことあるけど、「上達しない」や「英語の聞き取りができない」などに悩んだことありますか?
聞き流しの教材や、テキストを買って試したのに、なかなかリスニング上達もしないし、英語がうまくなってる気がしないので、内容がわからないのダブルパンチでやる気もなくなってしまう。
それ、なんで上達しないか理由解明できていますか?英語がなかなか伸びないのは、もしかしたら今までの勉強方法が間違っていたからかもしれません。
この記事に書いてある、学習方法を実践するだけで、あなたも洋画をサラッと英語で聞ける英語力を身につけれるようになりましょう。
「英語がなんでかできない」ではなく、できない理由をしっかりと分解して、原因とその解決方法をご紹介。
結論を先にお伝えすると、リスニングができないのには2つのポイントがあり、その2つを克服すれば、どんどん聞けるようになっていきます。
リスニングができない2つの理由
英語を聞き取れていない
聞き取れた英語の意味がわからない
=目次=
リスニングができてるとは、英語を聞けてかつ意味が分かっている状態
では、そもそもリスニングができていないとはどのような状況なのでしょうか。
リスニングができる=英語を聞いて理解できているということなので、分解をしていくと
リスニングの理解ステップ
- 発音されたものを正しく認識する
- 認識できた英語の意味を理解する
つまり、リスニングとは発音を聞いて認識し、そのあとに意味を理解するという2つのプロセスで構成されているのです。
ワンポイント解説
この文を理解するためには、
1:”I” “have” “a” “dream”を聞き取る
2:それぞれの単語の意味と文法上の仕組みを理解する
I have a dreamを直訳:私は夢を持っている(意訳:私には夢がある)と理解できる
問題点を探し出すには、シャドーイングとディクテーションで
では、どこのプロセスでリスニングができていないのかを判明させるには、どうしたらいいのでしょうか。
どこの単語を聞き取れていないかを判断するために、ここではシャドーイングとディクテーションという方法をご紹介します。
シャドーイングとディクテーション
シャドーイング:聞こえた音(文章)をそのまま発音する学習方法
ディクテーション:聞こえた音(文章)をそのまま書き出す学習方法
シャドーイングとディクテーションはどちらとも学習方法のひとつつなので、メリット・デメリットがあります。
なので、ここでは「どちらの学習法がいい」という観点ではなく、英語が聞けていない原因を判断できるのかでおすすめをしたいと思います。
答え合わせが可能ならシャドーイング、一人でやる場合はディクテーション
英語を聞き取れているかを判断するときに、判断をしてくれる人もしくは方法がある場合シャドーイングをおすすめします。
シャドーイングで聞き取れているかの判断をする際のデメリットとして、発音したものをどうやって正しく聞けていたかを決めるのかということがあります。
シャドーイングはお手軽にスピーキングの練習としても活用できるので、おすすめな学習方法ではありますが、一人では難しいです。
一人で聞き取れているかの判断をする場合は、ディクテーションを活用しましょう!
音を聞き取れていても意味が分からない場合は基礎英語の学習
シャドーイング・ディクテーションが問題なくできていた場合、課題は単語もしくは文法を理解できていないからということになります。
この場合は、シャドーイング・ディクテーション時にどの単語、もしくはどの文法が原因か判明しているので、そこをまとめ、復習をすれば問題ありません。
リスニングが上達する具体的な学習方法
シャドーイング・ディクテーションを活用することによって、そもそも相手が何を言っているかが聞き取れていなかったや、単語の意味が分かっていなかった、もしくは文法が理解できておらず、リスニングができていないなどの原因が判明したと思います。
ここからは、聞き取れていない原因が判明したのち、具体的にどのように学習をすればいいのかを紹介します。
原因を解決する方法として、今回はこの二つを紹介します。
ポイント
・英語の理論を理解する
・教材を活用して経験を積む
英語の理論を理解する学習方法
論理的に発音の仕組みや、文章中での単語のくっつき方(リエゾン・リンキング)などを勉強したい場合は、実践で学習するよりも本などで理論を学習することができます。
フォニックス発音トレーニングBOOKは、単語を見てどのように発音するかをわかりやすく解説してあるため、知らない単語に出会った時などに、意味は分からないけど読めるようになったりします。
英語の発音パーフェクト学習事典は、発音に関する詳しい内容まで学習したい方向けの本となっています。英語独特のリズムや発音時に単語の連結方法などが細かく記載されています。
教材を活用して経験を積む学習方法
理論を理解して発音をリスニング力を上げることもできますが、「理論とかはあんまりやる気にならない・・・」ということもあると思います。
理論を突き詰めるのも一つの学習方法というだけで、絶対に理解しないといけないものではありません。日本語の理論を理解して話をしていないのと同じですね。
なので、今ある英語の文章を活用して学習を続けることでも聞き取りはできるようになっていきます。ですが、ただ単にシャドーイングとディクテーションの量をこなすだけではもったいないです。
やっぱりやるなら、しっかりと結果が出る方法でやりたいですよね。
そのような場合は、リスニングを伸ばすことが目的となっている教材を使いましょう。
具体的な教材の紹介
時間をかけて勉強をやるからには、しっかりと効果が出る教材を使って学習したいですよね。
ここでは、シャドーイングとディクテーションが組み込まれている教材を紹介します。これを活用して勉強をすれば、リスニングがどうしてできていないかを分析しつつ単語の意味や文法も学習することができて、一石二鳥になります。
一人でもシャドーイングをしっかり分析できるスタディサプリEnglish
スタディサプリEnglishはリクルートが提供している、英語学習アプリです。このアプリのすごいところは、シャドーイングに活用できる高性能発音チェック&矯正機能です。
シャドーイングのデメリットとして、一人でできないと確認難しいというのがありますが、このスタディサプリEnglishを使えば一人でできちゃいます。しかも、発音チェックをしてもらったときに、正しい発音のコツやネイティブによる正しい発音も確認できるんです。
もちろんディクテーション学習もあり、こちらはタイピングでできるので、電車の中や待ち時間にお手軽に活用できます!
気になった方は、お試し無料期間を活用してみてください。無料期間にもかかわらずすべてのコンテンツにアクセスし放題しかも、1回3分でできるコンテンツも充実しているので、ちょっとた通勤時の待ち時間が特別な学習時間にかわります。
TEDを使ってディクテーションができちゃうtedict
様々な分野の専門家がプレゼンテーションを行うTED Talk。日本語で聞いているだけでもとても面白く、ためになる内容が多いです。もしもTEDを活用して勉強できるとしたら続けることができそう!と思いを手助けしてくれるアプリがあるんです。
それが、このtedictというアプリです。
もちろん、内容が難しくなったり、訛りがつよいこともあるので、一番最初に始めるものとしてはあまりお勧めできませんが、興味があると続けやすくなるので、tedictを学習のレベルチェックがわりに活用していきましょう。
どうしても洋画や海外ドラマで勉強したい
英語の勉強方法でよくあるのが、洋画や海外ドラマを活用する方法ですが、メインの教材として活用するのはあまりおすすめはできません。特に初心者が楽しみながら勉強したいとの理由でドラマや映画を活用するのはかなり難しい点があるんです。
ドラマや映画の場合、スピードが速かったりアクセントに訛りがあったりします。なので、メインとして活用しようとすると全く聞き取れない期間が長くなってしまい、楽しめなくなってしまう可能性があります。
でも、海外ドラマとか映画っておもしろいですよね。
なので、ポイントを押さえてうまく活用できる方法をここでご紹介します。
海外ドラマ・映画は聞き流しで問題ない
ドラマや映画ってやっぱり、訛りがあったり背景の音楽やあったりして初心者には慣れるまで大変です。でも、そのポイントを逆手にとっていきます。
リスニングの練習するときは、集中して聞いてほしいですが、映画やドラマなどはわざわざ短いシーンに区切って聞かないと情報量が多すぎて聞き取るのが大変になります。
なので、流し聞きをしながら、ふと聞こえた文章や内容があれば、その内容を書き留めたりして答え合わせと復習ができるようにできれば、しっかりと映画を活用できます。
これを続けることにより、リスニングがレベルアップしたことが客観的にわかりますし、案外わかる部分が多いことに驚くと思います。
やっぱり勉強するときに注意したいのは、いかにして辞めずに継続するかです、わからないのを集中して聞くのは大変だと思いますが、聞こえてくるようになったらとても面白いです。
英語のドラマを日本語で見るのと英語で見るのは、直接英語のニュアンスが分かるので、雰囲気が変わって見えてきてとても楽しいので、そこを目指していきましょう!
おすすめ動画配信サービスはAmazonのPrime Video
最後の確認をするときに字幕とかがないと確認をするのも一苦労なので、おすすめなのはアマゾンプライム会員に登録していると見れるPrime Videoです。
プライム会員だったのに、全く活用していなかったんですが、Prime Video半端ないです。
もちろん動画配信サービス専門に比べると、少なかったりしますが、月額400円でAmazonのサービスを受けれてしかも動画も見放題なので、アマゾンで買い物をしなくても、好きな動画を見たりするだけで、元がとれちゃいます。もちろん通常のプライム会員の送料無料を活用するのでもお得ですし。
試しに、お気に入りの海外ドラマがあるか検索してみてください!
おすすめPrime Video
SUITSは最近織田裕二と中島裕翔が主役を演じ、日本版として放送され話題となった作品の原作です。
原作でも、主人公の二人の掛け合いがとてもスピーディーで面白く、弁護士ということもあり、ちょっとした冗談や言葉のチョイスがとても秀逸で、そのフレーズを覚えるだけで単語帳などを勉強したのとはまた違う英語を使えるようになります。
Jessieは、ディズニーチャンネルで放送されていたドラマです。ディズニーチャンネルということもあり、簡単な英語で展開されており、面白おかしく日常会話を楽しむことができます。
本を聞いて勉強もできるAudible
ちょっと変わり種にはなるのですが、最近アマゾンが始めた「本を耳で読む」がコンセプトのAmazon Audible。本を朗読してくれるサービスです。
日本語の朗読もちろんありますが、洋書を英語でナレーションつけたものもあるので、このAmazon Audibleも英語学習に活用できちゃいます。
Amazon Audibleの特徴
音声のスピード調整ができる
無料で1冊借りることができるので、終わらせる目標ができる
このサービスが始まったばっかりということもあり、本のラインナップは今後どんどん増えていくので、好みの本があるかぜひ探してみてください。
まとめ
この記事では、うまく英語を聞き取れていないなどのリスニングを上達させる方法についてご紹介してきました。
改めてまとめると、
ポイント
英語を聞き取り認識するプロセス
認識した英語を理解するプロセス
シャドーイングとディクテーションで分析
教材で課題を克服する
これらは、リスニングがなんとなくできない状態から、なぜできないかを理解して解決する要素です。
ぜひ、あなたの課題を克服して、映画やドラマを英語のまま楽しめるようになりましょう!
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